「海外で運転 in フランス」ブルターニュ・Dinan編 いざ、シードル醸造家へ突撃訪問!!
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前回まではイギリスでのシードル体験+ブルターニュ到着までを日記にまとめています。
もしよかったら見てみてください。
今回のあらすじ
今回はブルターニュ港町から南に下ったエリア、都市名ディナン(Dinan)周辺の内容となっています。タイトルにもある通り、この辺りはシードル醸造場が多く、本当に多く、シードル好きが回るエリアとしては天国ゾーンとなっております。w
日本にいるときからいくつか醸造場を調べており、ノンアポで行って色々教えてもらっちゃおう!!というテンションで醸造家さんに会いに行った部分を記していきます。
地図:Dinanエリア
場所的にはこんな所です。
フランスは、信号の交差点ではなくて「ラウンドアバウト」というぐるぐる回る交差点になっています。↓こんなやつです。
慣れてしまうと本当に便利で、信号待ちもなく最高です。
政府としてもこちらの方がコストかからずいいと思いますが、、、今から土地の改良とか面倒なのかな?ちなみに街に近づくと少しずつ道が狭くなっていきます。
参考までに動画を載せます。
到着!!Dinan中心街の雰囲気
見ての通り、田舎街です。道路は狭く運転も大変だし、おりて歩いても石畳だから足が痛い。w 旅行気分で楽しむ分にはいいですが、シードルを飲み歩くという目的からすると少し面倒な部分もありますね。w
いざ、醸造場へ!!
Dinanの街もかわいくてよかったのっですが、目的はシードルを飲むこと!さっさと切り上げて向かいました。日本からわざわざアポ取るのも面倒だったので、NOアポです。w
最初についたのは「Le Cellier de Boäl」というBioシードルを醸造している農家さんでした(そこまでは調べていなかったw)。
Le Cellier de Boäl
※ちなみに、今ではアマゾンでも買える。
駐車場(完全に人んちの前)に車を止めて、誰か〜と叫んでいると、家の中からのそのそとおじさんが出てきました。軽く挨拶をして「実は日本からここのシードルを飲みにきたんだ!買わせてくれないか!」と行ってみた!
そしたら「よし、ついてきなYO〜」といいどこかへ引き連れてくれることになった。どこに連れていかれるのだろう?というかこの人だれだろう?と何もわからずついていくとついたのはでっかい納屋(写真撮っていない)。
入ってみると、、、いきなりシードルの醸造場!!w
お目見えしたのは、りんごを運ぶコンベア!w 外で洗ったりんごをいっきに運んでくれるやつです!w
頼んでもないのに、機械を動かし、一つの工程を丁寧に教えてくれる!w
ちなみに、こんなおじさま!
フランスのシードル
イギリスも似たようなところがありますが、このブルターニュも土地は沼地のようで塩害もひどく、作物が育たないのである。そんな土地でもりんごと蕎麦が育つことでそれぞれシードルとして加工され、ガレットそして食べられるようになり、それが名物として育っていった流れがあるようです。
今ではシードルも色々な味があるのですが、やはり日本のものとは違います。
大きな特徴ですが、色々なりんごを混ぜるんです。上の写真にもあるように、4つの特徴を持つりんご(酸味の強いりんご20%、甘いやつ30%でベースを作り、残りは酸味や苦味、香りの強いものを混ぜるようです)。それによって、シードルの味や風味に複雑性が生まれ、より楽しい味になるんですね。
このりんご、彼の農場で育っている「苦いりんご」。ほぼクズりんごみたいなもので、食べてみると目ん玉飛び出るほど苦いんです。このりんごの茎も特徴的な匂い(アンモニアっぽい)があるのですが、混ざり合うといい意味で味の深みになってくれるんです。
そんなこんなで、、、
突然訪問した僕たちに、手とり足取りシードルの作り方を教えてくれ、自宅に招き入れてくれ、美味しいシードルを食べさせてくれた。
しかも一緒にランチしようと、奥様と4人で地元のガレット屋にも連れてってくれた!本当にいい人達だった!!はぁ、またいきたいなぁ。
ということで、
ブルターニュ2日目は「実は有名だった、Bio栽培りんごのシードル醸造家のお家突撃」の巻きでした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次は、モンサンミッシェルへ向けて突っ走ります!
シードル20本くらい一晩で飲みます!w